金属屋根と瓦屋根、台風に強いのはどっち?強風に強い屋根を板金のプロが解説
みなさんこんにちは!
米子市・境港市を中心に、屋根・壁・雨樋り・雨樋修理・防災専門店【雨から守り隊】です

台風が近づくと、「うちの屋根は大丈夫かな?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
特に屋根のリフォームや葺き替えを検討している方からは、
「金属屋根と瓦屋根では、どちらが台風に強いの?」とか
「金属屋根は軽くて丈夫、瓦屋根は重くて飛びにくそう――。」とか
そんな疑問やイメージを持っている方も多いと思いと思います
この記事では、板金工事を専門とするプロの視点から、金属屋根と瓦屋根の特徴と注意点を分かりやすく解説しますね。
金属屋根と瓦屋根、台風に強いのはどっち?
VS 
結論から言うと
どちらも一長一短があり、
「金属屋根だから台風に強い」「瓦屋根だから台風に弱い」とは一概には言えません。
台風による屋根被害では、屋根材そのものだけでなく、屋根材の固定方法や施工状態、下地の劣化なども大きく関係しています
● 屋根材の固定方法
● 棟部分の施工状態
● 下地の劣化
● 屋根材の経年劣化
● 強風を受けやすい建物の形状
● 過去の修理やリフォームの施工状態
などが影響します。
そのため、同じ金属屋根でも、施工状態が悪ければ強風によって被害を受ける可能性があります。
瓦屋根についても同じで
現在の瓦屋根は、以前の瓦屋根とは施工方法が異なり、瓦を固定する工法が一般的になっています。
つまり、台風への備えを考えるときには、屋根材の種類だけで判断するのではなく、「現在の屋根がどのような状態になっているか」を見ることが大切ですね。
金属屋根は台風に強い?メリットと注意点
金属屋根には、ガルバリウム鋼板などの金属屋根があります。
金属屋根の大きな特徴は、軽量であることです。
瓦と比べて屋根全体を軽くできるため、住宅への負担を抑えやすいというメリットがあります。
また軽いので地震の揺れも小さく抑えられます。一方で台風時に注意したいのが『めくれ』です。
金属屋根は一枚の面積が大きく強風を受けると板金の継ぎ目や固定部分に負荷が集中しやすくなります。
ただ、金属屋根は一枚一枚の部材をしっかり固定して施工するため、適切な施工がされていれば強風への対策もしやすい屋根材なんです。
金属屋根のメリット
● 屋根が軽い
● 地震時の建物への負担を抑えやすい
● 適切に固定することで強風対策ができる
● 屋根の形状によっては雨漏りリスクを抑えやすい
● 古い屋根のリフォームにも採用しやすい
金属屋根は軽量だからこそ、固定部分が劣化していたり、施工に問題があったりすると、強風によって屋根材が浮いたり、めくれたりする可能性がるんですね。
「金属だから安心」ではなく、固定部分まで含めて適切に施工されていることが重要です。
瓦屋根は台風に弱い?メリットと注意点
「瓦は重いから台風に強そう」
「瓦は落ちやすいから台風に弱そう」
実は、どちらも一概には言えません。
昔の瓦屋根では、瓦を十分に固定していない工法もあり、強風によって瓦がずれたり、飛散したりするケースがありました。
しかし現在では、瓦をしっかり固定する工法が一般的になっています。
特に重要なのが、瓦そのものだけではなく、棟部分や瓦の固定状態です。
瓦屋根で注意したいポイント
● 瓦がずれていないか
● 瓦が割れていないか
● 棟瓦に歪みがないか
● 漆喰などの劣化がないか
● 固定金具などに問題がないか
● 古い施工方法になっていないか
古い瓦屋根の場合、現在の基準とは異なる施工になっていることもあります。
そのため、「瓦だから重くて飛ばない」と安心するのは禁物です。
台風に強い屋根は「屋根材」だけでは決まらない
ここが今回の記事で一番お伝えしたいポイントです
台風による屋根被害を防ぐためには、屋根材の種類以上に「施工状態」が重要です。
素材そのものよりも以下の2点が台風被害を左右します
1.施工時の固定がしっかりとしている(釘・ビスの本数・下地の状態)
2.経年劣化のチェックとメンテナスができている
例えば金属屋根の場合、屋根材を固定している部分が劣化していれば、強風によって屋根が浮く可能性があります。
瓦屋根の場合も、瓦や棟の固定状態に問題があれば、強風によって瓦がずれたり飛散したりする可能性があります。
つまり、
金属屋根=絶対に飛ばない
瓦屋根=絶対に飛ぶ
ということではないんですね
※どちらの屋根でも、定期的な点検と適切なメンテナンスが重要です。
鳥取県の住宅は「強風」と「雨」の両方に注意
米子市・境港市などでは、台風だけでなく、季節によって強風や大雨、雪などによる住宅への負担にも注意が必要です。
特に屋根は、普段は目につきにくいため、
「雨漏りしていないから大丈夫」と思ってしまいがちです。
しかし、屋根の劣化は雨漏りが発生する前から進んでいる場合があります。
例えば、
● 屋根材の浮き
● 金属屋根のサビ
● 瓦のズレ
● 棟部分の劣化
● 板金の浮き
● コーキングの劣化
● 屋根材のひび割れ
これらを放置していると、強風や大雨をきっかけに大きな被害につながる可能性があります。
台風が来る前に屋根をチェックするならここ
台風シーズンには、屋根を自分で確認したくなるかもしれません。
しかし、屋根の上に上がるのは非常に危険です。
特に瓦は滑りやすく、金属屋根も傾斜によっては転落する危険があります。
そのため、地上から確認できる範囲で、下記項目を確認しましょう
● 屋根材が浮いていないか
● 屋根の一部がめくれていないか
● 瓦がずれや割れがないか
● 棟部分に異常がないか
● 外壁や軒天に変化がないか
● 雨樋が外れていないか
● 雨樋に詰まりはないか
少しでも気になるところがあれば、無理に屋根へ上がらず、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。
台風の後は「屋根を見に行かない」ことも大切
台風が過ぎた後、
「屋根が飛んでいないか確認しよう」
ご自身で屋根に上がるのは危険です
強風によって屋根材がずれていたり、足場が不安定になっていたりする可能性があります。
また、見た目には問題がなくても、屋根材の下や固定部分にダメージが発生していることもあります。
台風後に、
「雨漏りしてきた」
「天井にシミができた」
「屋根から異音がする」
などのあれば、早めに専門業者へ相談しましょう。
金属屋根と瓦屋根、結局どっちがおすすめ?
では、金属屋根と瓦屋根では、どちらを選べばいいのでしょうか。
実際には、住宅の構造や屋根の形状、予算、メンテナンスの考え方によって変わります。
金属屋根がおすすめになりやすいケース
● 屋根を軽くしたい
● 古い屋根をリフォームしたい
● 屋根の葺き替えを検討している
● 建物への重量負担を抑えたい
● できるだけすっきりした屋根にしたい
瓦屋根がおすすめになりやすいケース
● 瓦の耐久性を重視したい
● 日本家屋らしい外観を残したい
● 既存の住宅とのデザインを重視したい
● 適切な固定方法で長く使用したい
どちらが優れているかではなく、住宅に合った屋根材を選ぶことが大切です。
まとめ|台風に強い屋根は「屋根材+施工+メンテナンス」
金属屋根と瓦屋根、台風に強いのはどちらなのか。
答えは、屋根材だけでは判断できません。
金属屋根には軽量で施工性が高いというメリットがあり、瓦屋根にも耐久性やデザイン性などのメリットがあります。
一方で、どちらの屋根も、固定方法や施工状態、経年劣化によっては台風や強風による被害を受ける可能性があります。
特に大切なのは、
「屋根材の種類」だけではなく、「現在の屋根がどんな状態なのか」を確認すること。
台風シーズンを迎える前に、屋根の浮き・ズレ・サビ・棟部分の劣化などがないか、点検してもらうと安心ですよね。
米子市・境港市で屋根の状態が気になる方は、雨漏りが起きてからではなく、被害が起きる前の屋根点検を検討してみてください。
何かお困りごとありましたらご連絡くださいね






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